子どものお絵かき 2歳編

2歳頃の子どもたちの絵の特徴は、大小の丸や渦巻き、直線・ギザギザなど、バラエティに富んだ線で描かれているところです。手指の細かい動きができるようになったのが分かります。身近な「何か」を描こうとしているように思える絵もあって、「これなあに?」と聞くと、「〇〇だヨ〜」と教えてくれるのが楽しかったです。

2歳頃の絵

ららくん作①

ららくんは、小さいころからボールが好きでした。
この頃からボールを蹴りながら走ることができ、5歳になる今もサッカーやバレーボール等で遊んでいます。

そんなららくんのボールペン画です。
その当時、「何を描いたの?」と尋ねると、「小さいボールと大きいボール」と教えてくれました。
細い線で閉じた丸を描くことができ、「ボール」だと意味付けしています。
大好きなボールを描けて、ららくんはどんなに嬉しかったことでしょう。

ららくん作②

こちらの絵もボールペン画です。
カレンダーの裏に描きました。

左側は、ジグザクで細やかなペン遣いが特徴です。
右側は、大きな丸の中に渦巻きと丸が描かれています。

繊細さと大胆さ、両方が同時に描かれているのが面白い絵です。

なぜ、ボールペン画?

たまたま、ららくんが描きたいと思った時に黒のボールペンが身近にあって、ママやパパが渡していたのでしょう。
2歳頃のららくんは、「黒のボールペンで一心に描く」ことが楽しかったようです。

次回は、2歳頃のるるちゃんの絵を紹介します。